伊集院 静 講談社オイカケルナオトナノリュウギゴ5 イジュウイン シズカ 発行年月:2015年11月17日 予約締切日:2015年11月16日 ページ数:194p サイズ:単行本 ISBN:9784062198417 伊集院静(イジュウインシズカ) 1950年山口県防府市生まれ。
72年立教大学文学部卒業。
81年短編小説『皐月』でデビュー。
91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。
作詞家として『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』『春の旅人』などを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 追いかけるから、負けるんだ(人との別れ/あれから三十年が過ぎて ほか)/第2章 いつかは笑い話になる(あの頃、マッチは若かった/どこでどうしているだろう ほか)/第3章 私は黙っていた(守りたいもの/必ず帰って来るから ほか)/第4章 生きるとは失うこと(母の手紙/不安な夜に思い出す ほか) 追いかけるから、苦しくなる。
追いかけるから、負ける。
追いかけるから、捨てられる。
人はすべて、一人で生まれ、一人で去っていく生き物である。
失なったものはかえってこない。
本物の大人はそんなことはしない。
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